ドラムを始めたばかりの頃は、憧れの難しいフレーズを叩きたい気持ちもわかりますが、上達の近道は「基礎的なリズムをしっかりマスターすること」です。8ビートや16ビートといった基本パターンを安定して叩けるようになることが、将来の表現力の幅を大きく広げます。
この記事では、シンプルで繰り返しの多いリズムパターンが中心で、「曲に合わせて叩けた!」 という喜びを感じられる、日本語と英語の名曲をそれぞれ5曲ずつピックアップしました。ぜひ挑戦してみてください!
ほぼ全編を通して、非常にクリアな8ビートのリズムが続きます。ハイハットとスネアの位置が明確で、ドラムの基本構造を体感するのに最適。サビ前のフィルイン(おかず)もシンプルで、初心者にとって最高の教材です。
スローなテンポで、一つ一つの打撃を確認しながら叩けます。8ビートをゆっくり練習したい方にピッタリ。スネアの代わりにクラップ(手拍子)が入るなど、音色のバリエーションにも触れられる曲です。
ノリの良いロックンロール系の8ビートです。一定のリズムをキープする持久力と、アクセント(強弱)をつける練習になります。シンプルながらもカッコいいので、楽しみながら基礎体力が身につきます。
4分音符を中心とした、非常にシンプルで力強いビートが特徴です。ドラムの「縁の下の力持ち」としての役割を学べる一曲。テンポが速くないので、初心者でもしっかりと構えて叩く練習ができます。
軽快な16ビートの入門編として最適です。ハイハットの細かい刻みと、スネア・バスドラムの組み合わせが心地いい。ポップスやロックで多用される16ビートに挑戦したい人へのファーストステップです。
ドラムセットを使わず、「ストンプ・ストンプ・クラップ」のあのリズム。実はこれ、ドラム初心者が最初に学ぶべき「リズム感」と「タイミング」を養う最高の練習です。曲全体の流れを感じながら、正確な拍子を刻む基礎を築けます。
ピアノバラードですが、ドラムはそれを優しく支えるシンプルな8ビートです。テンポが遅く、フィルインも最小限。バスドラムとスネアの基本的な役割(曲の土台作り)に集中して学べる名曲です。
ロックドラムの登竜門とも言える一曲。ヴァースは静かな8ビート、サビは激しい8ビートと、強弱とダイナミクスの変化を学べます。同じパターンの繰り返しが多いので、パーツごとに区切って練習するのに向いています。
この曲の特徴的なベースライン(リフ)は、ドラムで言うところの「バスドラムの動き」として考えると練習になります。シンプルで力強いバスドラムのパターンと、スネアのアクセントを合わせる練習に最適です。
現代的なポップスを代表する、ミニマルでダークなビート。バスドラムの動きが非常に特徴的で、ロックとは違う「空間を活かしたリズム」を学べます。音数を少なく、カッコよくキメる感覚を味わえます。
・まずはメトロノームに合わせて: 曲で練習する前に、メトロノームでこれらの曲のテンポに合わせて基本の8ビートや16ビートを叩いてみましょう。
・分解して練習: いきなり全編を通さなくてOK! まずは「Aメロだけ」「サビだけ」とパーツごとにマスターしていきましょう。
・音数を減らして: 難しいと感じたら、ハイハットやタムなどの音を省略し、スネアとバスドラムだけに集中するのも効果的です。
・楽しむことが一番!: 最初は完璧にできなくて当たり前。音楽に合わせて体を動かす楽しさを感じながら、コツコツ練習してください。
これらの曲をマスターすれば、ドラムの基礎力はバッチリです。ぜひ、ドラムライフの第一歩を踏み出してください!
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